まろほよぶろぐ

うつ病で休職した経験を綴っているブログ。飼っている猫の「まろ」と「ノア」のこと、本業の薬剤師のお仕事のことも書いています。

猫の食欲がない日が続く、、実は毛球症かも?

いつも食欲旺盛な猫の食欲が落ちてくると、「なにか病気じゃないのかな?」と、心配になってきますよね(;_;)

 

口内炎が出来たのかな?

なにかオモチャを誤飲しちゃったのかな?

熱中症かな?

それとも、もしかして大病だったら、、

 

食欲不振は色々な病気を想定できます。

 

その中でも、多くの猫ちゃんがなりやすい「毛球症」について、今回調べてみました。

実体験と共にまとめたので、参考にしていただけたら幸いです(´▽`)

 

毛球症になったうちの猫


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うちで飼っているキジシロのまろ

 

いつもは、三毛猫のノアのごはんを横取りするほどの食いしん坊ぶりを発揮するのですが、食欲がない状態が2日ほど続きました(;_;)

 

実際の毛球症の症状

実際にまろに見られた症状です。

  • ごはんを食べる量がいつもの半分以下になった
  • 元気がなく、ぐったりする時間が増えた
  • ごはんを食べたあと3回ほど吐いた(嘔吐物の中はごはんや膵液など)

 

しかし、2日ほど経ってからは、ごはんを要求するのにごはんを食べない状態になりました。

 これは、『お腹が空いているけど、食べたくても食べられない状態』で、まるでオモチャを誤飲したときのような症状でした。

 

動物病院で処方された毛玉除去剤

動物病院に連れて行ったところ、

 

「まろちゃんは、1歳10ヶ月で若いけど万が一もあるから、毛球症の治療をまず行って、ダメだったら血液検査やエコーをしようか」

 

と先生に言われました。

 

そして、毛球症の治療として毛玉除去剤のラキサトーンを処方されました。

 

毛玉除去剤のラキサトーンとは?


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ラキサトーンを処方され、1日4~5回まろに与えることとなりました。

 

ラキサトーンの使用方法

黒糖?のような甘いニオイのするゲルを5mmほど指先に取り出して、猫に舐めとって与えます。

 

ちなみに、ラキサトーンの成分は、流動パラフィンや保湿剤としてよく使われるワセリンで、要するにです。

 

このラキサトーンを口から摂取することで、腸に詰まった毛玉をツルンと排泄しやすくしてくれるのです(o^^o)

 

ラキサトーンを与える時のコツ

1日4~5回、ごはんやおやつでないものを舐めてもらうのは少し大変でした(^^;)

ただ指に薬を乗せただけでは、警戒心の強い猫ちゃんだと近付いて舐めてはくれません。 

 

そんな子も多いことから、上手にラキサトーンを与える方法を先生から教えてもらいました。

 

①鼻穴を塞ぐように塗ると、鼻に異物を感じて舐めとりたくなる

②口を開けさせて上顎に塗り付けることで、自然と飲み込んでくれる

 

ちなみに、うちのまろには①の方法を行いましたが、何回かやったところでイヤな印象を持ってしまったみたいで逃げるようになりした(^^;)ゴメンヨー

 

ラキサトーンの効果

ラキサトーンを与え始めてから、徐々にドライフードを食べられるようになっていき、2~3日経ったら食欲は完全復活しました!

まろのうんちから毛が何本か見えていたので、詰まっていた毛玉が取れているんだろうなぁと、目で見て実感できました(o^^o)

 

毛球症の対策


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先生の的確な診断によって、案外呆気なく食欲は改善しました(^^;)良かった!

 

しかし、文字に起こすと数日の出来事でも、食欲のない状態が数日あると、飼い主本人は大変不安になります( ;∀;)

 

1日のうちに何時間も毛繕いをする猫にとって、毛球症は一生付きまとう問題です。

そのため、毛球症の対策を行っておくことが非常に重要なのです。

 

 

今後、まろが毛球症にならないように、対策としてできること・行っていきたいことを考えてみました(^^)/

 

こまめにブラッシング

基本中の基本、こまめにブラッシングを行うことが大事です(´▽`)

通常であれば、何日かに1回ブラッシングをこまめに行っていこうと思います。

また、換毛期は尋常じゃないぐらい毛が抜けていくので(笑)、毎日入念にブラッシングする必要があるでしょう。

 

ちなみに長毛種の猫ちゃんは、換毛期は1日1回じゃブラッシングは足りないようですね、、(;´Д`)スゴイ…

 

 

ブラッシングが苦手な猫ちゃんもいると思います、うちのまろも毎回大人しくブラッシングさせてくれるわけではありません(^^;)

 

  • 眠そうな時などリラックスしている時にブラッシングを行う
  • 一回で全身をブラッシングするのではなく、何回かに分ける
  • どうしてもブラシがイヤな時は、手をぬるま湯で濡らしてから撫でて、毛を絡め取ってあげる

このように、苦労しながら毛を取り除いてあげています(^^)/

 

ちなみにうちで愛用しているブラシはこちらです。

うちはブルーのブラシ(ソフト・短毛用)を購入して使っています。

面白いぐらい毛が取れるので、ブラッシングをしている側としても見ていて気持ちいいです(笑)

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1日でこれだけのまろの抜け毛を回収できました(笑)

 

 

ラキサトーンを予防的に与える

毛球症の治療に一役買ったラキサトーン

これを予防的に猫ちゃんに与えている人もいるようです(^^)

 

予防として継続的に与える場合は、週に2~3回与えるように商品にも記載があるので、毎日はあげない方が良さそうです(*_*)

 

猫草を食べさせる

毛玉ケアといえば猫草を思い浮かべる人も多いですよね。

 

うちでは猫草はほとんど導入していませんでしたが、今後購入して食べさせてもいいかもなぁ…と考えています( ゚Д゚)

 

しかし、子猫が猫草を食べると、消化しきれずに嘔吐したり下痢したりしてしまうこともあるそうなので、子猫のノアが大きくなってから検討してもいいかもしれません…。

 

毛玉ケア用フード・おやつを与える

毛玉ケア用のフードやおやつを与えるのも一つの手です(^^)

 

最近の猫用フードは食物繊維が多く配合されており、毛玉をうんちとして排泄しやすくはなっているそうです。

しかし、長毛種の猫ちゃんや毛球症になったことのある猫ちゃんは、毛玉ケア専用のフードを使用してもいいかもしれませんね。

 

何はともあれ、早めに病院に行くべし


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今回無事に食欲を取り戻したまろでしたが、病院に行って先生に診察してもらい、ラキサトーンを処方してもらわなければすぐには治らなかったと思います(;_;)

 

 

そのため、

・食欲がなく食べられていない状況が1日以上続く

 

・元気がなかったり、ぐったりして寝ている時間がいつもよりも多い

などの症状が見られたら、早めに動物病院に受診することをオススメします(>_<)

 

 

また、子猫であれば、成猫に比べて急変したり状態が悪化しやすいので、半日などでも受診するといいかもしれません、、

 

何はともあれ、素人判断は避けた方がいいので、気になる症状が見られれば受診するのが一番です(o^^o)

 

 

毛球症は、重症であれば手術が必要だったりと命に関わる病気です。

 

猫ちゃんのためにも、毛玉ケアをしっかり行っていきましょう♪(^^)

 

※三毛猫のノアがなった病気、「猫カビ」についてまとめています。こちらも良かったらご覧ください(^^)/