まろほよぶろぐ

うつ病で休職した経験を綴っているブログ。飼っている猫の「まろ」と「ノア」のこと、本業の薬剤師のお仕事のことも書いています。

うつ病で朝起きられないのは甘えなのか?

うつ病の治療が始まって1年経過しました。

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うつ病と診断された頃の症状(希死念慮、不安感、意欲喪失)はほぼなくなりましたが、最近の悩みは朝起きられないこと悪夢を見ることです(*_*)

 

「朝起きられない」は甘え?


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 うつ病で朝起きられない人は誰しもが感じてしまうコレ。

「朝起きられないって、甘えなんじゃないのかな…」

 

先に結論から伝えると、甘えではありません!立派な(?)うつ病の症状の一つなのです。

 

起きられない時の状況

もちろん、普通の人でも朝眠くて起きられないことはあります。

これから寒くなる季節だと、布団から出るのも一苦労という人も多いですよね(^^;

 

しかし、うつ病で起きられないのは、普段の眠くて起きられない状態とは全く違うものです。

 

・目覚ましのアラームが聞こえない、気付かない

・目を覚ましても金縛りにあったかのように体が重く、体を動かすことができない

・吐き気、腹痛がある

・異常な眠気

 

個人差はあると思いますが、私にとってこれらが普段の状態と違う点でした。

 

 

また、普段の起きにくい状態と区別するために、うつ病で起きられない時はあえて「起き上がれない」と私は表現していました。

「甘えじゃない」とわかっていてもどこか罪悪感があったので、「起き上がれない」と表現することで、うつ病だから仕方ないことなんだと割り切ることができました(*_*)

 

睡眠が不十分だと朝起き上がる体力がない


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寝ていたくてこの時間寝ているわけではないのに…

起きられていたらもっとやりたいことができていたのに…

 

このように、起きられない状態が続くのは不安やストレスがたまります(T_T)

 

 

起きられない原因は様々ですが、一言で言うとエネルギー不足が考えられます。

 

朝起き上がるのにもエネルギーが必要ですし、その後活動するにもエネルギーが必要です。

 

 

このエネルギーを蓄えるために大きな役割を果たしているのが、夜間の睡眠です。

 

普通の人は夜間に睡眠を十分にとることができるので、翌日も同じように動くことができます。

 

しかし、うつ病の人は不安やストレスから睡眠障害を抱えている人が多く、寝つきが悪かったり、夜中に目を何度も覚ましてしまったりと、十分な睡眠を得るのが難しいのです。

 

 

ちなみに、私の場合は悪夢を見ることが多く、睡眠の質が保てない状況が続いていました。目覚めた後でも鮮明に嫌なシーンを覚えているので、気分は悪かったですね…(T_T)

 

ここ最近朝起きられないのは、この悪夢のせいではないか?と考えています。

 

朝起きられないのは甘えではない


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うつ病で朝起きられないのは症状の一つで、決して「甘え」ではありません

 

毎朝起きられない自分を責めず、朝起きられないということをまず受け止めましょう。

 

 

私自身、復職してから8ヶ月も経過したのに朝起きられないという症状が再燃してしまいましたorz

 

うつ病の症状が出たり、悪化してしまう場合には、エネルギーが毎日十分に蓄えられていなかったり、環境の変化があったりするす可能性があります。

 

・満足いく睡眠がとれているか?

・環境の変化はなかったか?

・心配、不安な気持ちをずっと抱えていないか?

 

このように自分でチェックしてみて、頑張りすぎていたら少し肩の力を抜いたり、医師に相談してみましょう(^^)/

 

 

※夢をよく見たり、眠りが浅い時に睡眠薬の「ベルソムラ」を飲んでいたことがあります^^どのように効果が現れるのかこちらの記事に書いています。

 

 

いつもまろほよぶろぐを読んでくださって、ありがとうございますm(__)m