手荒れ対策に欠かせない保湿剤、選び方と使い方とは?
前回の記事で、アカギレや主婦湿疹が1週間足らずで治ったことを書きました。
想像以上に早く手荒れが治って感動したものでしたが、悲しいことにまたアカギレが発生してしまいました(T_T)
冬は1年を通して1番乾燥する季節なのはもちろん、自分が乾燥肌である自覚が足りなかったために乾燥予防が十分でなかったことに反省しましたorz
潤いのある肌を保つために重要な保湿剤、その選び方や使い方について、今回の記事にまとめてみました。
保湿剤の選び方
保湿剤として使われている薬にはいくつか種類があります。
- ワセリン
- ヒルドイドソフト軟膏
- 尿素クリーム
どれも保湿剤ですが、用途に合わせて選択すると効果的です。
①ワセリン
ドラッグストアでも手軽に購入できて馴染みのある保湿剤ではないでしょうか。
軟膏のため、ベタつきが感じやすく使用感はあまり良くないです(^^;
しかし、このベタつきが皮膚の表面を覆ってくれるため、皮膚からの水分蒸発を防ぎ、保湿効果があります。
安価で手軽に購入できるのもワセリンの強みですね。
②ヒルドイドソフト軟膏
よく皮膚科で処方される保湿剤と言えば、ピンク色のチューブに入っているヒルドイドソフト軟膏です。
「軟膏」と名前にはありますが、中身はクリーム剤で延びが良く、塗りやすい薬です。
また、ヒルドイドソフト軟膏は保湿力が高いので、とにかく保湿したい!という場合はオススメです(^^)/
ただし、ヒルドイドソフト軟膏は市販品ではなく、病院で処方される薬になっています。病院に受診する必要があるので注意が必要です。
※ドラッグストアでは、ヒルドイドソフト軟膏と有効成分(ヘパリン類似物質)が同じ商品が販売されています。やや値段が張りますが、参考にしてください(^^)/
↑この商品だけでなく、他にも様々な商品が販売されているようです。購入される際は、お店のスタッフさんに尋ねるといいかもしれません。
③尿素クリーム
市販のかかと用クリームにも配合されている「尿素」。こちらも保湿剤になります。
皮膚の硬くなった角質を柔らかくする作用があるので、皮膚の厚いかかとによく使われます。
尿素は少し刺激性のある成分になるため、傷がある部分や皮膚の薄い顔面には使用しないようにしましょう。
私はかかとに尿素クリームを塗るために手に取ったら、アカギレ部分にクリームが付いてしまい、傷口からしみて痛い思いをしました(^^;注意してください(笑)
※皮膚科の先生が執筆された「保湿剤の選び方」の記事です。参考にどうぞ^^
保湿剤の効果的な使い方
保湿剤を用意しても、1日に1回塗るか塗らないかとか、乾燥の気になる時だけ塗っているだけでは、乾燥肌の人の保湿としては不十分です(*_*)←私がそうでした
肌の乾燥が気になる人は、最低1日2回塗りましょう。
乾燥が気になる場所全てに保湿剤を塗っても、手洗いや料理などで手は水分を失う機会が多いので、水気をタオルで綺麗に拭き取った後にこまめに保湿剤を塗り直すことが重要です。
保湿剤の塗る量も大切です。
量が十分でないと保湿剤の効果も十分に発揮されません。
ベタベタになるほど塗る必要はありませんが、肌に触れてしっとり感を感じられる程度がいいでしょう。
目安として、ティッシュ1枚が肌にくっつくぐらいがいいそうです(^^)/
また、お風呂から上がった後もなるべく早めに保湿剤を塗りましょう。
湯船に浸かっていれば、ある程度皮膚に水分が保持されているのですが、シャワー浴だけだと水分が足りないので急いで塗ることをお勧めします。
まとめ
薬剤師として普段から保湿剤にもよく触れていて、患者さんにもお薬の使い方を指導していたのですが、肝心の自分のことになると薬の使い方がテキトーになってしまって情けないです(^^;ハハハ
上記のことを踏まえて、
・まず保湿剤を1日2回塗る
・手を洗ったあと、こまめに保湿剤を塗る
以上2点を心掛けていこうと思います(o^^o)
もう手荒れの記事を書かないように、しっかり対策しないと、です!(笑)
まろほよぶろぐを読んでくださって、ありがとうございましたm(__)m