脱毛の原因の一つ「猫カビ」とは?
先日、生後2ヶ月の子猫のノアの予防接種を打ちに、かかりつけの動物クリニックに受診しました。
※愛らしい、うっとりノアちゃん
しかし、予防接種は見送り、なんと猫カビの治療を始めることとなりました(T_T)
猫カビとは?
猫にもカビが生えるの!?って驚く方も多いと思います。
正式名称は、「皮膚糸状菌症」というもので、皮膚病の一つです。
先住猫のまろも以前猫カビにやられたことがあるため、うちでは馴染みのある病気なのです(T_T)憎い、、
症状
・円形脱毛
・皮膚の痒み
・発疹
・脱毛部分周辺にフケが出る
※これは猫カビになって、感染を広げないように刈られたあとです(^^;)
顔周り、耳周りにこのような皮膚症状が現れます。
実際にうちでも、まろは首の裏側、ノアは右足の肉球の下部分に、円形の脱毛、フケ、痒みがありました。
特に猫カビに見られる特徴としては、フケです。もちろん、フケがあっても他の病気の可能性もあるので、自己判断は禁物ですが(^^;)
これらの皮膚症状が現れたら、早めに動物病院に連れて行くのをオススメします!
治療方法
・毛を刈る
・抗真菌薬が入ったシャンプーで全身を洗う
・抗真菌薬の飲み薬を飲む
・抗真菌薬の塗り薬を塗る
現在ノアは、抗真菌薬の飲み薬+塗り薬を使っています(^^)
塗り薬は舐めとられてしまうこともあるので、しっかり効果を感じられるのは飲み薬かな、と思います。
多頭飼いであれば、他の猫に移らないように注意!
うちのように多頭飼いをしているおうちであれば、猫カビが他の猫ちゃんに移らないように気をつけることが重要です。
そのため、猫カビにかかった猫はケージに入れたりして隔離する必要があります。
隔離をさせることで、とっても寂しい思いをさせてしまいますが(;_;)、しつこい猫カビを撃退するために必要なことなのです。
猫同士だけでなく、人にも移る
猫カビは猫だけでなく、なんと人間にも移ります(;_;)
そのため、猫カビと診断された後に、飼い主さんや家族の方で皮膚に赤い輪のような湿疹がないか、確認をしておきましょう。
湿疹には、痒みや水疱が見られることもあります。
人間が猫カビにかかった場合は、皮膚科に受診しましょう。
基本的には同じカビが原因なので、猫ちゃんと同じ塗り薬を塗っても改善するそうですが、念のため受診しておくことをオススメします。
なお、受診する時には、飼い猫が猫カビにかかっていることを伝えると診断がスムーズですよ。
また、人間の水虫も猫カビと同じ真菌の仲間になり、人間から逆に猫に移ってしまうこともあるので、注意が必要です。
猫カビを退治する方法
猫カビの治療として薬を処方されても、部屋に猫カビが大量に残っていたら、治るものも治りませんよね。
治療と平行しながら、猫カビをやっつけていく必要があります。
・猫カビは熱に弱い→60℃以上の熱湯に10分浸けて真菌を死滅させ、洗濯する
・クッションやマットも、数時間天日干しを行う。
・猫カビにかかった猫が使った毛布、ベッド、おもちゃなどは洗濯、除菌を徹底する
これらの対策が重要です(*'▽')
猫カビとの戦いは長い
ノアを動物病院に初めて連れて行ったのが6/8で、まだまだ薬を飲み続けています。
皮膚症状は良くなってきていますが、完全に猫カビがいなくなるまでは治療が必要とのことです(;_;)
知人では、猫カビの治療に何ヶ月もかかっていたので、本当に厄介ですね(T_T)
子猫は免疫力が弱いので、猫カビだけでなく色んな感染症にかかりやすいと言われています。
体調は常にチェックしておきたいですね。
ノアの経過はTwitterで引き続き報告していくので、温かく見守ってください(^^)
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