うつ病になったら退職でなく、まず休職を
うつ病になったらどうすればいいんだろう…?そう思ったあなたにお伝えしたい大事なことがあります。ぜひこちらの記事を、最後まで読んでいただきたいと思いますm(__)m
うつ病になったらまずは休養
状態にもよると思いますが、うつ病はそのまま働き続けると更に症状を悪化させかねません。
そのため、仕事から離れて休養をとるように主治医から言われるでしょう。
ほよよの場合は、主治医から「明日から仕事は休みなさい」と言われました。
「明日からいきなり仕事を休むなんて無理に決まってるじゃん…明日やらなきゃいけない仕事もあるんだし…無茶言わんでくれ…(´;ω;`)」ってほよよは正直思いました(笑)
きっと真面目なあなたもそう思うかもしれませんね。
しかし、ほとんどの仕事はあなたがいなくても回るようになっているはずなので、ぶっちゃけ翌日から休めます。
例えば、他の社員が骨折をしてしまい、いきなり入院することになっても別の人がその人の代わりに仕事を行うはずです。
誰も入院先から今すぐ出勤しろ!とは言えないでしょう。
うつ病は最悪の場合、命を絶ってしまいます。
ましてや「死にたい」と思っている段階に来ていたら、それはもう早急に休養が必要なのです。
主治医の「明日から仕事を休みなさい」という言葉は、決して軽いものではないのです。
仕事を休む?それとも辞める?
仕事から離れてゆっくり療養することに決めました。
しかし、そこで迷うのが、退職するのか、それとも休職するのか。
ほよよも迷いました。
「結局元気になっても元の職場に戻ったら同じなんじゃないかな、いっそ辞めて転職した方がいいんじゃないかな…」
退職することも選択肢として残してもいいのですが、ほよよはまず休職することを強くオススメします><!
休職を勧める理由とは?
ほよよが休職を勧める理由はこれに尽きます。
うつ病になったら何も考えずに休んでほしいのです。
休職すればどうして何も考えなくてよいのか、順に解説していきます。
うつ病の時は判断力が鈍る
うつ病の時はストレスや不安感などで正常な判断ができない状態であることが多いそうです。
言われてみればそうですよね。「死にたい」ってついこの間まで思っていた人に、これからのことを考えてって言っても正しい選択をするのはとても難しいと思います。
そのため、仕事を続けるか辞めるか、といった人生に関わる大きな判断はするべきではないのです。
お金の心配がなくなる
仕事から離れて生活していくと、当然直面するのがお金の問題。
収入が一気に途絶えてしまうと、不安でたまらなくなり、うつ病を悪化させてしまう恐れがあります。
退職すると失業手当は得られますが、それも自己都合であれば最大5ヶ月まで。
それ以降はどうすればいいんだろう…と途方に暮れてしまうでしょう。
休職した場合、申請して傷病手当金を受給することができます。
傷病手当金は最大1年半もらえますし、もしも1年半後までに体調が回復できなかった場合には障害年金を申請することができるのです。
障害年金は初診日から1年半経過しないと申請できないので、それまでを傷病手当金で繋げます。(ただ、うつ病で障害年金を受給するのは、調べてみましたがなかなかハードルが高いみたいですね;)
また、うつ病と診断されたら早い段階で自立支援医療制度も申請しておきましょう!(詳細はこちらの記事↓)
こちらを利用することで、精神科の医療費の自己負担額を3割から1割に減らすことができます!
病院から進んで申請しなさいとはなかなか言われませんが(なぜか)、勇気を出して申請しましょう^^
働き方・生き方を見つめ直す機会を得られる
休職すると、生きている時間が全て自分のものになります。
たっぷり得られた時間を使って、最初のうちはしっかり休養をしていただきたいです。
そして、次第に回復していったら、少しずつこれからの生き方を考えてほしいと思っています。
- 今までの働き方は無理していなかったか?
- 自分は何をしていきたいか?
- 何をしたら楽しいか?
ほよよはここらへんをずーっと考えていました。
時に考えすぎて気分が悪くなって横にもなりましたが(^^;、体調を見ながら少しずつ自分と向き合っていました。
これらを考えた上で、「あぁ、今の仕事は自分の生き方とは違ったな」って思えば働き方を変えればいいでしょう。
職場に問題があれば、復職後に違う部署に変えてもらえないか交渉することもできます(ほよよはコレ)
休職したのちに、転職をしたり、フリーランスに転向する方もいます。
休職期間中に自分が無理しない生き方を見つけることが大事ですね(^^)/
休職してから得られたこと
ほよよが休職する前はやりたいことや行きたいことも沸かず、ただ仕事をこなす毎日でした。
仕事はなんとなく出来る、でも仕事から解放された途端に死にたくなる、家に帰ると感情が死ぬ。
休職する直前はしんどくて、ただただ辛かったです。
しかし、休職してからは時間がたっぷりあったので、自分のこと、将来のことについてじっくりゆっくり考えることができました。
すると、今の生き方にとらわれなくてもいいんだ…!と思えるようになりました^^
ペットシッターという仕事があることを知って興味を持ったり、ファイナンシャルプランナーにまでならなくてもお金のことについてもっと勉強したいと思ったり、副業をしていくのも楽しそうとも思えたり…
回復していくうちにやりたいことは少しずつ増えていき、それらは生きるエネルギーとなっていったのです。
休職したことで、体調も回復できましたし、何より自分を見つめ直す機会にもなりました。
「休職して良かった!」って断言できます(`・ω・´)
最後に
うつ病がいつ治るかなんて、なった当初は全然目処が立ちません。
少し休んだところで改善する病気ではないですし、なにより再発率の高い病気なのでしっかり対策をとらないといけないのです。
そのために、まず休職をして心身ともに休ませること、抗うつ薬やカウンセリングなどで治療を進めること。
そして社会復帰にあたって大事なのが、自分の心が負担にならない生き方を考えることなのです。
まずは休職して、ゆっくり療養してください^^
少しずつやりたいこと、好きなことが出てくるようになるはずですから。