悪夢に効果アリ?漢方薬・桂枝加竜骨牡蛎湯とは?
うつ病で不眠を訴える方で、悪夢をよく見てしまって寝た気がしないという声は多いです。
私も2週間近く、連日悪夢を見るようになり、目覚めが悪くしんどい思いをしました(*_*)
こういった悪夢って、「普段悪い夢を見ちゃった~」っていうのとはまた違って、抽象的で気味が悪い夢だったり、目が覚めた後も鮮明に覚えているような夢だったりするんですよね( ゚Д゚)楽しい夢なら毎日ウェルカムなのに…
悪夢を連日見てしまい、ほとほと疲れていた私に先生が処方してくれたのは、漢方薬の「桂枝加竜骨牡蛎湯」でした。
桂枝加竜骨牡蛎湯の効果とは?
漢方薬を製造・販売している会社のツムラのHPに効能の記載について書いてありました。
神経が過敏になり、不安や心配事が多い人に効果のある漢方薬で、効能の項目に「眠りが浅い、夢見が多い」と記載もあります。
2~3日で効果を実感
先生から処方されて薬を飲み始めてみましたが、2~3日で悪夢を見なくなりました。
それ以降もしばらく飲み続けているのですが、夢はたまに見るものの、悪夢はほとんど見ていないので、しっかり眠れているのではないかなと思います(^^)/
以前書いたレクサプロ増量の記事でもすぐに効果を実感したので、薬の効果が現れやすい体質なのかなと思いました(笑)
桂枝加竜骨牡蛎湯の飲み方
先生が指示した飲み方は、朝・昼・夕食前の1日3回というものでした。
この桂枝加竜骨牡蛎湯は、市販薬としても販売されているようなので、ドラッグストアなどでも購入できるみたいです(^^)
ちなみに、市販薬の場合、飲み方は1日2回のようです。
漢方の中でも飲みやすい味
漢方薬は苦いし、量も多いから飲むのが苦手なんだよね…という方もいるでしょう。
しかし、この桂枝加竜骨牡蛎湯は、比較的飲みやすい漢方だと思います。
理由は2つあります。
①甘草(カンゾウ)が入っているため、甘味を感じやすい
②シナモンのもとになる桂枝(ケイシ)が入っているため、口に馴染みやすい
シナモンが苦手な方には頑張ってもらうことになりますが(^^;、私は全く苦いと感じず、むしろ美味しいと思えるぐらい飲みやすい漢方薬です。
飲み忘れしないための工夫
漢方薬は食前(食事の30分前)や食間(食後2時間)に飲むように言われるので、どうしても飲み忘れしやすいです(^^;
それが1日3回もあると尚更ですよね;;
食前に飲むことで吸収が良くなるため、漢方薬は食前投与が推奨されていますが、飲み忘れて薬の効果が減ってしまうのはもったいないです。
そのため、食後に飲んでもOK、1日のうちどこかで3回飲めればOKと、ハードルを下げてみましょう(^^)/
食後投与でも効果はあるので、私は食事を終えてすぐに漢方薬を飲むようにしています。
悲しいことに、食前に飲めた試しがありません(´;ω;`)
※副作用予防の観点から、漢方の食前投与を推奨されていることもあるので、可能であれば食前・食間に飲むようにしましょう(^^)/
最後に
「よく眠れない…」といった時に睡眠薬がよく処方されますが、漢方薬も不眠に効果的な場合があります。
今回ご紹介した「桂枝加竜骨牡蛎湯」の他に、「抑肝散」や「柴胡加竜骨牡蠣湯」、「甘麦大棗湯」などが漢方薬の選択肢になるでしょう。
個々の体調や体力、体質に合わせて漢方は選択するので、先生と相談してみましょう(^^)
ほよよが飲んだ抗うつ薬や睡眠薬の効果・副作用 - まろほよぶろぐ
※私が飲んだことのある薬についてまとめている記事です(^^)睡眠薬のベルソムラを一時飲んでいたこともあります。ぜひ参考にしてみてください♪
いつもまろほよぶろぐを読んでくださって、ありがとうございますm(__)m